Q1:クロスワードパズルで使われる品詞に制限はありますか?
A1:はい。名詞のみで作成されています。そして、その名詞は一般に知られている
言葉が望ましいでしょう。
Q2:クロスワードパズルの種類には、どのようなものがありますか?
A2:クロスワードパズルには、文章で書かれた「カギ」をもとに、
タテヨコの白マスに言葉をあてはめるパズルの他、カギの部分が
イラストになっているタイポクロス、通常のクロスワードパズルの
黒マスの部分に「カギ」が書かれていて、矢印(アロー)で単語の
入る位置を示しているアロークロスがあります。
さらに、「カギ」がないナンバークロスワード(ナンクロ)があり
白いマスに数字が書かれていて、同じ数字のところに同じ文字が
入るようになっています。
Q3:スクラブルの起源は何ですか?
A3:「Lexiko」にクロスワードパズルの要素を取り入れた
「Criss-Crosswords」です。
「Lexiko」は、建築の仕事をしていたアメリカ人
「Alfred Mosher Butts」が考案しました。
手持ちの9枚のタイルを用いて、単語を作っていき、
添付されている点数が書かれている用紙で計算して得点を競う
というものでした。そして、スクラブルのボードのようなものは
ありませんでした。
それを発展させたのが、「Criss-Crosswords」で
Buttsが改良して、得点の計算をわかりやすくした
ボードの盤上に単語を置いていき、得点を競うように
しました。
その後、企業家の「James Brunot」がバットにロイヤリティを
与えて、Brunotがボードの改良を加えました。
さらに、7文字を全て使った場合、50点加算するというルールを
追加し、それをスクラブルとして販売しました。
出典:present at the creation(scrabble)
http://www.npr.org/programs/morning/features/patc/scrabble/
Q4:日本語のクロスワードパズルで使われている文字には、カタカナの他にありますか?
A4:はい、あります。一般的に日本語のクロスワードパズルでは、カタカナを
使用したものが多いのですが、それ以外では、漢字があります。
Q5:ナンバープレース(ナンプレ)の起源は何ですか?
A5:18世紀、スイスの数学者、物理学者、天文学者であったレオンハルト・オイラー
が発案した「ラテン・スクエア(またはラテン方陣)」というゲームが起源です。
「ラテン・スクエア(またはラテン方陣)」とは、n×nの正方形の中に区切られた
n×n個のマスの各行、各列に1〜nを入れたものをいいます。
この「ラテン・スクエア(またはラテン方陣)」に初めに配置しておく数字の数や
位置を変えて、残りのマスを埋めていくようにしたものがナンバープレースです。
ルールとして、同じ行、列には同じ数字は入れてはいけないことになっています。
Q6:絶版となったパズル本が古本屋をまわっても、なかなか見つかりません。
何かいい方法はありませんか?
A6:古本屋を根気良くまわってみるというのも一つの方法ですが、復刊ドットコムと
いうサイトを利用する方法もあります。
復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/
まとまった人数が集まれば、復刊されるようです。
Q7:ナンバープレース(ナンプレ)を応用したパズルはありますか?
A7:サムパズル(カックロまたは足し算クロスとも呼ばれている)があります。
ナンバープレース(ナンプレ)に計算の要素を加えたものとなっています。
クロスワードパズルに相当する黒マスの中が斜めに仕切られていて、
右半分が、横の合計、左半分が縦の合計となっています。
ルールは、1〜9の数字のいずれかを使って、縦と横で同じ数字が
重複しないように置いていき、加算した結果を合計と同じにする
というものです。
さらに、ビルディング・パズルというものもあります。
通常のナンプレのようにn×nの正方形の中に
区切られたn×n個のマスの各行、各列に
1〜nの数字を入れていくのですが、
通常のナンプレのようにヒントとなる数字が
あらかじめ入っていません。
ヒントは、その正方形の外側の矢印と数字とで
示しているのです。
その矢印と数字は、その方向から見えるビルの数を
あらわしています。
それが、このパズルの名前の由来です。
Q8:クロスワードパズルの解答に数字は使えないのでしょうか?
A8:使用しているパズルがあります。通常のクロスワードパズルから発展した
クロスナンバーというパズルです。このパズルは、カギである数式を
ヒントに、数字をマスに入れていくというものです。
