今回は経営の観点で家計の見直しについて考
えてみようと思います。経営では、売上から
変動費、固定費、それから税金を差し引いて
求められた利益を追求します。家計にあては
めますと、売上を月々の給料や報酬、変動費
は食費や旅費、医療費、携帯電話代などの通
信費、固定費はインターネット利用の為のプ
ロバイダーに支払う定額の通信費、地代家賃
や多少季節等で変動があるものの1年でトー
タルでみるとほぼ一定の水道光熱費、税金は
月々では給料や報酬から源泉徴収された所得
税といったことになると思います。たとえば、
給料や報酬が36万で月5万円貯金するよう
にする為には、固定費である定額の通信費5
千円、家賃9万円、水道光熱費が2万5千円
と源泉徴収分が3万6千円とすると、変動費
は、次の通りとなります。利益である5万円
から逆算する形で求めることが出来、まず5
万円と源泉徴収分の3万6千円を加算して税
引き前の金額を求め、さらに固定費の分の合
計12万を加算することで、限界利益という
ものを求めます(20万6千円)。この限界
利益を給料や報酬から引くことで変動費15
万4千円が求められますね。この例の場合、
家計のやりくりを考える上でこの15万4千
円をいかに配分するかを考えることが必要に
なってくるでしょう。

お金の話-家計見直し-
| 埼玉 🌁
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